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住宅ローン初心者必見!種類と選び方をわかりやすく解説

はじめに

マイホームの購入を検討している場合、住宅ローンの借り入れを検討することになるでしょう。しかし、住宅ローンはさまざまな種類があり、それぞれにメリット・デメリットがあります。そのため、自分に合った住宅ローンを選ぶためには、それぞれの種類をよく理解しておくことが大切です。
本記事では、住宅ローンの種類と選び方をわかりやすく解説します。住宅ローンについてよくわからないという方は、ぜひ参考にしてください。

住宅ローンの種類

住宅ローンは、大きく分けて「公的融資」「民間融資」「フラット35」の3種類があります。


公的融資

公的融資とは、国や地方公共団体などが提供する住宅ローンです。金利が低く、審査も比較的緩やかであるため、初めて住宅ローンを借りる人や、審査に通るのが不安な人におすすめです。

公的融資のメリット

金利が低い(民間融資と比べて0.5~1%程度低い)
• 審査が比較的緩やか
• 団信が付帯されていることが多い

公的融資のデメリット

• 融資額が民間融資よりも少ない
• 返済期間が民間融資よりも短い
• 借り入れの条件が厳しい場合がある

民間融資

民間融資とは、銀行や信用金庫などの民間金融機関が提供する住宅ローンです。金利は公的融資よりも高くなる傾向がありますが、融資額や返済期間の選択肢が豊富なため、自分のライフスタイルに合わせて借り入れをすることができます。

民間融資のメリット

• 融資額や返済期間の選択肢が豊富
• 借り入れの条件が比較的緩やか

民間融資のデメリット

金利が高くなる傾向がある
• 団信が付帯されていない場合がある

フラット35

フラット35とは、住宅金融支援機構が提供する、全期間固定金利型の住宅ローンです。金利は変動金利型と比べて高くなりますが、金利変動のリスクを抑えることができます。


フラット35のメリット

金利変動のリスクを抑えられる

フラット35のデメリット

金利が高くなる傾向がある
• 借り入れの条件が厳しい場合がある

住宅ローンの選び方


住宅ローンを選ぶ際には、以下の3つのポイントを押さえることが大切です。

金利
住宅ローンの支払総額に最も大きな影響を与えるのが金利です。そのため、金利は最も重視すべきポイントです。

• 融資額
購入する住宅の価格や自己資金の額によって、必要な融資額は決まります。融資額が大きすぎると、毎月の返済額が重くなり、返済が苦しくなる可能性があります。

• 返済期間
毎月の返済額を抑えたい場合は短く、早く完済したい場合は長く設定します。ただし、返済期間が長すぎると、総返済額が増える可能性があります。
また、団信の有無も検討しましょう。団信は、借り入れ人が死亡または高度障害状態になった場合に、残りのローン残高を保険金で支払ってくれる保険です。団信に加入しておくと、万が一の際にも住宅ローンの返済が滞ることなく、家族を守ることができます。

まとめ

住宅ローンにはさまざまな種類があり、それぞれにメリット・デメリットがあります。自分に合った住宅ローンを選ぶためには、それぞれの種類をよく理解しておくことが大切です。
本記事で解説したポイントを参考にして、自分に合った住宅ローンを選んでください。